証として
こんにちは。
僕は3年間、早稲田祭運営スタッフというサークルに所属していました。
運営スタッフは早大生約600人で構成される、とても大きな組織です。
だから一言で運営スタッフと言っても、その活動は人によって様々。
バリアフリーのことを考えたり、学内の装飾物を創ったり、協賛金を集めたり、いろんな活動があります。キャンパスの銀杏拾いもします。
僕の場合、
「早稲田祭の理想状態と現状のギャップ(=課題)を発見し解決すること」
を担当していました。
まさに「早稲田祭らしい」3年間でした。
自らの活動に誇りを持ち、
かけがえのない今を本気で過ごす。
これが僕がこの3年間考えていたことでした。
結果、この言葉に恥じない時間を過ごすことができたと思います。後悔はありません。
でも、僕はそんなカッコイイ人間じゃない。
ただ 怖かっただけだと思います。
このモラトリアムがいつか終わってしまうことが怖くて、先の見えない未来が漠然と不安で、今やっていることが正解なのか分からなくて、いつもビクビクしていました。
だからそんな言葉で自分を騙して、取り繕って、安心しようとしていたんだと思います。
でもきっと僕だけじゃない。
この早稲田でたくさんの人と関わるなかで、自分と同じように心の奥で今や未来に漠然と不安を抱えている人って結構いるんだなと思うようになりました。
そんな人たちに、そして自分に、
「どんな今も決して無駄じゃないよ!!!!!!!」
と伝えたい。
あの時間あの場所からならきっと伝わる。
これが僕が中夜祭をやる理由です。
僕らが4年間、
早稲田にいた証が中夜祭です。
だから、見てください。
早稲田が早稲田らしくある証として、
そして早大生一人ひとりの今の証として、
早稲田祭がありますように。
中夜祭実行員会 ユウト